はい、主流のマーケティング手法の1つです。日本同様でベトナムでもWEB広告は伸び続けています。2024年ベトナムの広告市場は27億USDに対して、デジタル領域（検索・ディスプレイ・OOH・KOLなどの領域）で約14億USDを占めています。今後も120%拡大が見込まれている領域であり、このWEB領域が今後も広告の主戦場になります。

獲得系のWEB広告・認知施策のWEB広告で、各種媒体や配信キャンペーンの選択が重要となります。

ベトナムでWEB広告を配信するならば、Google広告かFacebook広告がおすすめのWEB広告媒体です。まずは検索広告ならばGoogle広告、ディスプレイ広告ならばFacebook広告をご検討ください。

ベトナムでWEB広告配信をする際の注意点は簡潔にまとめると2つです。

1. 広告の目的を明確にする
   ＞まず初めに目的を明確にしておくことが重要です。認知であれば認知のKPIを立て、獲得（パフォーマンス）目的であれば獲得のKPIを事前に立てましょう。
   
   海外での広告配信ではユーザーの動きが読みにくいです。最初にこの辺りをフワっとさせると、次回の改善策に繋げられないため事前に決定することが重要です。
2. イレギュラーが発生前提・柔軟にマーケットに合わせる
   ＞これは我々代理店側の対応が重要である前提ですが、事前の予測・シミュレーション通りに進まないケースやイレギュラーケースが発生する可能性を加味しておくことが重要です。
   
   また、適宜マーケットに合うように配信調整・LPのコンテンツ・テキストを変えていきます。この辺りの微調整が重要になります。

結論、目標の数値次第です。月間のコンバージョン数や売上目標からCPA（コンバージョン単価）を算出し、日予算まで計算することができます。

WEB広告で効果検証・分析を行うためには一定の表示回数・クリック数が必要であることから、月額10万円~30万円で初動のテストマーケティングを実施することをおすすめします。

広告媒体の選び方は、商材やサービス、ご予算や目的によって異なりますが、大枠で「検索広告」「ディスプレイ広告」「動画広告」の3つに分けた場合に下記の媒体が候補となります。

キャンペーンタイプ	媒体
検索広告	Google Microsoft広告
ディスプレイ広告	Facebook広告 Instagram広告
動画広告	YouTube広告 TikTok広告

検索広告であればGoogle広告・Microsoft広告、ディスプレイ広告であればFacebook広告・Instagram広告、動画広告であればYouTube広告・TikTok広告がセオリーではありますが、ベトナムでは、業種や業態、配信の目的（リード獲得・認知度など）に合わせて媒体を選定することが重要です。

結論、Yahoo広告やLINE広告はベトナム国内で配信することができません。

■参考記事：LINE広告よくある質問

結論、あります。ベトナムで主流のコミュニケーションチャットツールZaloで広告配信が可能です。

WEB広告の効果測定とは「広告配信前に設定したKPIの数値」の計測を意味します。計測方法としては、広告タグ・コンバージョンタグと呼ばれるタグを各種媒体の広告管理画面とGTM（Google Tag Manager）・LPと紐付けて設定を行います。

これらの設定周りはWEB広告代理店が詳しいため、どのような計測方法を行うのか配信前に質問してみることをおすすめします。

※GTM（Google Tag Manager）：https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/

各種広告媒体の管理画面で、コンバージョン地点（問い合わせ・申し込み・電話など）を設定することが可能です。このコンバージョン地点を管理画面上で計測することで、いくらの予算に対してコンバージョンが発生したかを算出することができます。

広告配信を進める中でCPA（コスト・パー・アクイジション）※1をもとに、広告の費用対効果を計算することで、広告運用が順調に進んでいるかを確認が可能です。

※1 CPAとは広告用語で「顧客獲得単価」の略語です。1件のコンバージョンを獲得するためにかかった費用を表します。

はい、ベトナム語で制作することがおすすめです。英語とベトナム語の2つのページを制作することもおすすめですが、まずはメインターゲットになるベトナム人に読んでもらえるようなホームページ・LPの設計をしてください。

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「OOH広告」 とは Out Of Home の頭文字を表しています。

いわゆる外看板（広告）のことを指します。外看板広告は屋内・屋外含めて広告の種類は様々です。具体的には下記のような看板広告をOOH広告と呼びます。

それぞれの掲載場所で、ターゲティングが異なるので事前の調査が必要です。