【ベトナムWEB広告】Google独占方違反?検索エンジン市場は確かにGoogleの1強です……
つい先日入ってきた最新ニュース「Google独占方違反?」というテーマについてです。
WEB広告に関わる方であればGoogleとYahooの関係値、サーチエンジンシステムの裏側は知っておく必要があります。
この記事の筆者
Yudai Murata
ベトナムにて大手日系企業・ナショナルクライアントのWEB広告運用案件を複数担当
青山学院大学卒業後、株式会社sizebookにてEC・美容業界、人材・消費財・飲料品メーカーなどのWEB広告運用・フロント業務を2年間担当。
その後、ADKホールディングスに転職、ベトナムオフィスに駐在。
日系企業・外資系企業のフロント(営業)とWEB広告運用を中心にナショナルクライアントのプロジェクトマネジメント、チームマネジメントを担当。
月間の広告運用額は5万円〜1億円まで幅広く経験。ADKを退職し独立、Mirai Digitalを創業。
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概要を簡単にまとめると、
①Yahooをはじめとする検索プラットフォームは、Googleの検索エンジンを使用している。
②Google側が有利な状況。それに乗じて(利用して)Yahooに対してGoogle有利な検索広告の契約をしていた。
そして、今回公正取引委員会が定めた内容はこちら。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE140ZU0U4A410C2000000/
これは難しい問題です。
WEB広告運用をしている方なら既知だとは思いますが、Googleの検索エンジンがほぼ全てのプラットフォームで使われています。Yahooもauのケータイの検索メニューもdocomoも。
そこに対抗して新しい検索プラットフォームを持つのは、Microsoft、Bingなどでしょうか。
Googleには複数の入札戦略があり、機械学習の判断指標を利益ベース、目標の獲得単価、相対的に数値で評価する方法、などなど多岐に渡ります。
広告運用者は案件のジャンル、ユーザーの挙動、予算、配信エリアなどを加味して、この入札戦略を決めます。
これらの設定の裏側をGoogleのエンジニア達が作っているのです。そして、Googleの営業の方達も実はこの機械学習の裏側部分は分かっていないのです。
分かっている方もいるとは思いますが、同条件下での違いを評価・言語化することはかなりレベル高いはずです。
さて話は逸れましたが、2022年にMicrosoftも検索広告市場に乗り込んできました。しかし依然Googleの検索広告市場シェアは圧倒的1位。
ここからはGoogleの収益です。
Googleの2023年の収益は697億ドル(約10兆円)
そのうち、Google検索における2023年の収益は403億ドル(約6兆円)
したがって、約6割は検索エンジン広告からの収益なのです。Googleのメイン収益の柱はこの検索エンジン。そりゃもちろん本気ですよね….Yahooにも色々根回ししておくのもまあ分かるが、、、って感じですね。
引用元:https://abc.xyz/assets/investor/static/pdf/2023Q1_alphabet_earnings_release.pdf
まとめ
ベトナムにおいても、検索市場のシェアはGoogle一強です。
市場的な観点でいくと、検索広告市場はまだまだ伸びると思います。昨年あたりにはchatGPTが話題になり、「検索広告市場はどうなるのか」「もしかすると検索広告市場はシュリンクするかも」とよく耳にしまし
僕もたまにchatGPTを使いますが、やはりGoogleの検索窓で、しっかりと記事内に画像や、引用、データ、動画が埋め込まれている記事を読みたくなるものですよね。
つまり、当分は検索エンジンにユーザーが集まる→人が集まるところに広告は出る、という流れですね。
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