【2025年最新版】ベトナム・ホーチミン地下鉄の広告を徹底解説|ホーチミン地下鉄広告完全ガイド


この記事では【2025年最新版】ベトナム・ホーチミン地下鉄の広告を徹底解説|ホーチミン地下鉄広告完全ガイドを解説いたします。

ホーチミンの地下鉄は、2024年12月21日に1号線が開通し、2025年2月現在では1ヶ月の無料利用期間が終了しています。

この記事ではホーチミン地下鉄(メトロ)開通によってもたらす好影響・悪影響や今後のビジネス展開・マーケティング視点の分析を行っていきます。


この記事の監修

Yudai Murata

ベトナムにて大手日系企業・ナショナルクライアントのWEB広告運用案件を複数担当

青山学院大学卒業後、株式会社sizebookにてEC・美容業界、人材・消費財・飲料品メーカーなどのWEB広告運用・フロント業務を2年間担当。

その後、ADKホールディングスに転職、ベトナムオフィスに駐在。

日系企業・外資系企業のフロント(営業)とWEB広告運用を中心にナショナルクライアントのプロジェクトマネジメント、チームマネジメントを担当。
月間の広告運用額は5万円〜1億円まで幅広く経験。

ADKを退職し独立、Mirai Digitalを創業。

\月額5万円から対応可能/


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ホーチミン地下鉄の概要

2025年現在のホーチミン地下鉄の概要について解説します。現在開通しているのはホーチミン地下鉄1号線のみで、中心部にある始発駅「ベンタイン駅」〜「Suoi Tien駅」のみが運行中です。

引用:VietBiz

現在のホーチミン地下鉄「Bason駅」の様子を写真と共に解説していきます。2024年12月の開通から1ヶ月間は無料の試乗期間ということもあり、非常に多くの方が乗車しました。

改札システムは日本製で、見慣れたタッチ式の自動改札となっています。またMaster Cardを利用したタッチ決済システムを導入している点が特徴です。今後はVISAのタッチ決済も導入していく可能性も考えられます。

改札内の構内も日本の地下鉄駅構内と非常に似ています。

ホームドアが設置されていて、ホームの安全性も高い設計となっています。

ホーチミンの日本人街「レタントン」の最寄駅にあたるBason駅の様子はInstagramに投稿しているので、ご覧ください。

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>>>【ホーチミン日本人街最寄り】MARINA CENTRAL TOWER(マリーナセントラルタワー)は2025年にOPEN予定

ホーチミン地下鉄開通に関わった日系企業

ホーチミンの地下鉄事業に関わった日系企業をご紹介いたします。

ホーチミン地下鉄1号線(ベンタイン~スオイティエン)の建設には、複数の日本企業が関与しています。主に資金提供、設計・建設、車両・システム供給、コンサルティングの分野です。

それぞれの分野でご紹介いたします。

資金・コンサルティング

JICA(国際協力機構)

・日本政府の円借款を通じて資金提供を実施
・プロジェクト全体の技術協力・監督

日本コンサルタンツ(JIC)

・建設工事のゼネラルコンサルティングサービスのうち、運転、車両、駅機械設備
など鉄道に関する深い知見を要する分野を担当。

・ホーチミン市都市鉄道の運営会社(HURC1)の運転士、指令員および駅員に対する訓練業務。

【プレスリリース|日本コンサルタンツ株式会社】:ホーチミン市都市鉄道「ベンタイン―スオイティエン間(1号線)」開業

鉄道車両・システム

鉄道車両・システムの工事に関わった日系企業をご紹介いたします。

住友商事

ベトナム国営ゼネコンと共同で総額約626億円で受注し、建設プロジェクトを実行。

ホーチミン市中心部のBen Thanhから市北東部に位置するSuoi Tienに延びる総延長19.7キロメートル(地下鉄および高架鉄道)の1号線建設計画のうち、17.2キロメートルの高架土木(11駅の建設を含む)および車両基地(約21ヘクタール)の建設工事を担当。

【プレスリリース|住友商事株式会社】:ベトナムで初の都市鉄道建設受注

日立製作所

車両17編成(51両)や最先端の無線式列車制御システム(CBTC)を使用した信号システム、列車無線などの通信システム、受変電設備のほか、ホームドア、券売機・改札機、架線・軌道工事、車両基地設備を含む設備一式を納入。

【プレスリリース】:日立が鉄道システムを納入した、ベトナム・ホーチミン市初の都市鉄道1号線が開業

三菱重工

鉄道の車両、運行管理システム、電力供給システムを担当。三菱重工エンジニアリング(日立製作所と協力)により車両製造をサポート。

建設・工事

建設・工事においてホーチミン地下鉄プロジェクトに関わった日本企業をご紹介いたします。

清水建設

1号線の主要路線の工事を担当。ベトナム企業と共同で地下区間(ベンタイン駅~オペラハウス駅)の建設を担当。

【プレスリリース】:ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネルが貫通

前田建設

トンネル工事、地下駅建設を担当。

【プレスリリース】:ベトナム初の地下鉄工事でシールドトンネルが貫通

大成建設

高架区間の工事を担当

鹿島建設

トンネル工事・駅建設を支援

電気・通信・システム工事においてに関わった日本企業をご紹介いたします。

三菱電機

信号システムや変電設備の提供

NEC

通信システムの提供

東芝インフラシステムズ

電力管理システムの支援

ホーチミン地下鉄の開通・発展による影響

ここからはホーチミン地下鉄の開通による影響や今後の発展について分析していきます。下記の11つの観点で考察していきます。

  1. 観光の促進
  2. 通勤・通学の選択肢の増加
  3. 渋滞の緩和・増加
  4. 環境への影響
  5. 地域間格差の変化
  6. ライフスタイルの変化

地下鉄の開通は、地域社会にポジティブな影響をもたらす一方で、新たな課題も生じるため、バランスの取れた政策が求められます。

ここからは具体的に見ていきます。

交通の利便性向上

地下鉄が開通したことで、ホーチミンの移動手段が1つ増えました。

現在は、ホーチミン1区中心部〜北東ぶに繋がる1号線のみの開通ですが、今後2号線が2030年に開通する予定です。2号線の開通によって、将来的にはホーチミンのタンソンニャット国際空港から中心エリアまで繋がることになります。

現在のホーチミンの中心エリアでは、特に朝(7:00~9:00)と夕方(16:30~19:30)のラッシュアワーは混雑が激しく、通勤・通学に大きな影響を与えています。

「バイクの多さ」「車の増加」「信号や車道などのインフラ未整備」「交通ルールや無秩序な運転状況」などが主な原因となっていますが、ホーチミン地下鉄の開通で交通渋滞の緩和が期待されています。

ホーチミンの地下鉄が開通したことによって、駅周辺の商業施設やオフィスの需要が増え、新しいビジネスが生まれる可能性があります。

特に、1区の中心エリアにある始発の「Ben Thanh駅」「Bason駅」や「Thao Dien駅」周辺には高層商業ビルや高層マンションが立ち並び、さらにビジネスが活性化することが予想されます。

車・バイク交通量の混雑緩和

ホーチミン市の交通量は非常に多く、特にバイクの数が圧倒的です。現在ベトナム中で、バイクが8000台以上走行していると言われています。

不動産価格の変動

ホーチミン地下鉄の開通によって駅近のマンション価格は高騰しており、Bason駅付近やThao Dien駅付近の高層マンションの値段が高騰しました。

今後も1号線を含む新しく開通する沿線の地価・マンション価格は高騰することが予想されます。

観光の促進

ホーチミン地下鉄が開通したことで、ホーチミンの観光の活性化にも繋がります。始発駅であるBen Tanh駅付近には、有名な観光名所であるベンタイン市場サイゴン中央央郵便局などがあります。

これまでは、ホーチミン2区のエリアにGrabを利用しなければアクセスするのが難しかったですが、ホーチミン地下鉄でも現在は行くことができます。

ホーチミン2区は、外国人の方が多く住んでいるエリアで、おしゃれなカフェやレストラン、バーが多くあるエリアです。

ホーチミン地下鉄の開通によって、ホーチミン1区と2区の往来がこれまでよりも簡単になったことで、観光地の活性化に繋がるでしょう。

通勤・通学の選択肢の増加

ホーチミン地下鉄が開通したことで、通勤・通学の選択肢が増えました。

一方で通勤・通学で利用するための大きな課題は、「駅までのアクセス手段」と「降車後の目的までのアクセス手段」が充実される必要があります。

ベトナムは「バイクで移動する文化」が現在も根強く、街の設計的が徒歩に適していません。これらの解決方法や駅周辺における駐輪場の充実などが急務となります。

地域間格差の変化

Update soon

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化を分析する上で重要な要素は移動手段が「バイク」→「地下鉄」へ移行するかが注目です。

2026年開港予定の新空港とアクセス

2024年に開通した1号線の先には、2026年に開港予定のロンタイン国際空港と接続する予定です。開通する時期は現段階では未定ですが、新空港ができることでさらにホーチミンは拡大することが推測されます。

ホーチミン地下鉄開通による広告市場

最後にホーチミン地下鉄開通による広告市場を解説していきます。ホーチミン地下鉄開通により、地下鉄の駅構内や看板広告、電車内の吊り革広告、車内の広告などの市場と需要が高まることが予想されます。

ホーチミン地下鉄は2024年の12月末に開通し、最初の1ヶ月間は無料で乗車可能な期間でした。この期間は毎日、ほぼ満員電車状態でした。そしてさらには2025年2月現在も多くの方が利用しており、今後も乗降者数が増えていくことが考えられます。

Vietnamplus reportによると2025年1月時点で、1日の最高利用者数は27万人を超えた日も存在しているとの報告がありました。

現在のホーチミン地下鉄の駅構内には、広告掲載箇所が設置・設定されていません。

Update soon

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